PCメンテナンス用語を調べる②
疲れからかローマ字入力で子音よりも母音を先に入力してしまうミスが多くなっています。
黒塗りの高級車に激突はしません。座っていても眩暈がするのでバフのレベルが上がっているねではないかと思います。
やっと本日は「PCメンテナンスをしていく上での用語②」に入っていきます。
今日の用語集
本日のお品書きって書きもいいなと思いつつも本日の用語一覧です。
- PC用CPU
- PC用のメインメモリ
- PC用の補助記憶装置
- 光学メディアの規格
- 無線LANの規格
- ディスプレイ接続端子の規格
- PC用電源の規格
- PC用バスの規格
となっています。前回の記事を書いているときに取り上げかけた内容もあったので今後内容被りがあった場合はその記事のリンクを仕込む予定です。
PC用CPU
まずCPUってなんだったっけ?とふと思ってしまったので改めての確認。
CPUとは
中央処理装置とも言い、コンピュータ全体をコントロールしながらデータの処理を行うコンピュータシステムの中心部のことです。
制御装置、演算装置、それらを構成する各種レジスタと、各装置を結ぶバスで構成されます。
プログラムを順に読み込んで実行していきます。
CPUの種類
クロック数とは、CPU の名前の後ろに書いてある数字の事です。
単純にこの数字が大きいほど、処理が速い=性能が良いと考えることができます。
コアとはCPU の中心部分で、実際に処理を行うところです。2つのコアがあるデュアルコア、4つのコアがあるクアッドコア等複数のコアがあるマルチコアがあります。
以上の点を踏まえたCPUの種類をいくつか
- Xeon(企業向け)
- Core i9(2017年5月頃発売)
- Core i7(高機能・高価格)
- Core i5(一般向けの高機能)
- Core i3(価格も性能も標準)
- Atom(性能と消費電力が最も低い)
私が現在使っているPCはCore i5が1機、あと2機ありますが気が向いたら見ておきます。
Core i7の物が欲しいと思いつつ使いこなせるかと聞かれると困ります。
PC用メインメモリ
メモリには、電源を切るとデータが消えてしまう性質である揮発性メモリと、電源を切っても
データが残る性質の不揮発性メモリの2種類があります。
読み書き可能なRAM(Random Access Memory)と、読み出し専用のROM(Read Only Memory)があります。
- DRAM:コンデンサ内の電荷の有無でデータを記録するもの。
- SRAM:電源さえ供給し続ければ同じ情報を保持可能。DRAMよりも高コスト。
- マスクROM:製造段階でプログラムやデータを書き込んだもの。
- EPROM:紫外線でデータ全体を消去し、新たなデータを書き込むことが可能
- EEPROM:電気的に一部のデータを消去し、再書き込みが可能
- ワンタイムROM:一度だけデータを書き込める
- フラッシュメモリ:EEPROMの進化版、メモリ全体やブロック単位でデータを消去可能
PC用の補助記憶装置及び光学メディアの規格
データやプログラムを長期的に記録する装置。外部記憶装置とも言われます。
読み書きの方法で磁気性、光学式、メモリ式に分類されます。各方式と種類をまとめて紹介
磁性式
磁気のN極・S極の違いを利用して記録します。
- 磁気テープ:比較的安価
- ハードディスク(HDD):磁性体を塗布した円盤を数枚重ねた構造で衝撃に弱い。
光学式
記録表面の光の反射率の違いや偏光面の向きを利用して記録します。
CD:音楽用のディスク650Mか700Mが主流です。
DVD:CDと同じサイズのディスクだが、記録層が二層になっており容量が片面1層 4.7GB、2層 8.54GB、両面1層 9.4GB、2層 17GBとなっています。
Blu-ray:片面1層 25GB、2層 50GB、3層 100GB、4層 128GB
- CD-ROM:読み取り専用
- CD-R , CD-RW:Rは一度だけ書き込み可能、RWは書き込みが繰り返し可能
- DVD-ROM , DVD-R , DVD-RW:DVDドライブを利用したもの動画も記録できる。
- BD-ROM , BD-R:Blu-rayドライブを利用したもの。DVDよりも更に容量が大きい
メモリ式
電源を切っても記憶した内容が消えないフラッシュメモリを利用した記憶装置。
無線LANの規格
無線LANにも様々な規格のものがあります。
1998年にIEEE802.11が標準化としてされてから様々な規格が出ました。
規格名と伝送速度と使用周波帯をいくつか紹介します。
- IEEE802.11:2Mbps、2.4GHz
最初の無線LAN規格
- IEEE802.11b:11Mbps、5GHz
実用的な速度の無線LAN。広く普及されているもの。
- IEEE802.11a:54Mbps、5.2GHz
家電が使用していない周波数日本では屋外通信が禁止されている。
- IEEE802.11g:54Mbps、2.4GHz
IEEE802.11bと互換性があり、相互に通信が可能な規格
- IEEE802.11n:300Mbps、5GHz
発展途中の規格通信速度は現在は300Mbpsだが将来は600Mbpsが目標となっている。
- IEEE802.11ac:6.9Gbps
従来の11nよりも10倍以上の速度を実現した規格。次世代の無線LANとして注目されている。
周波数帯の2.4GHzは電子レンジと同じ周波数帯とのことで電子レンジを使用すると無線が切れる等の症状が起きるようです。
Bluetoothも無線規格の一つでIEEE802.15シリーズの一つです。
ディスプレイ接続端子の規格
前回の記事で取り上げたディスプレイについて今回は接続端子について取り上げていきます。
アナログ式の映像出力端子。A/D変換といっていったんデジタル信号に変換されます。信号の経由はデジタル信号→アナログ変換→デジタル信号と変換されるため元のデジタル信号よりも劣化します。
- DVI
デジタル式の映像出力端子。デジタルなので変換による劣化がありません。
1本のケーブルで映像・音声・著作権保護の制御信号を転送することができます。
PC用電源の規格
- ATX電源
パソコンの中心的な電源規格。奥行きは14~18cmと製品に差があります。
小型PC用のMicroATX規格に準じた電源ユニットです。ATX電源よりも小型化され出力も少ないです。
- FlexATX電源
マザーボード「FlexATX」向けの電源。MicroATXを更に小型化した物。
PC用バスの規格
まず、バスとは各回路がデータを交換するための共通の経路のことです。
機器内部の構成要素が接続されるもの内部バス
外部機器と接続するものを外部バス
1ビットずつ順番にデータを転送するバスをシリアルバス
元データそのものや切り出した複数ビットを、同時に複数本の通信路で情報を伝送するバスをパラレルバス
といいます。EthernetやUSB、HDMIもその一つでもあります。
主に使用されるコンピュータ用バス
- アドレスバス:メモリのアドレスや入出力装置のアドレスを転送するために使用されます。
- データバス:メモリやI/Oとの間でデータを転送するために使用されます。
- メモリバス:メインメモリを接続するために使用されるバスです。
- 入出力バス:入出力装置が接続されるバスです。