マイコンボードってなんだろう
起きたら夏には無かった気持ち悪いほどの発汗で混乱している秋のとある朝を迎えています。
暫くは調べものの記事になると思われます。
さて今回のテーマは「マイコンボードについて調べる」となっています。
マイコンボードとは
マイコンはマイクロコンピュータであることは知っていますが「マイコンボード」という用語についてはなんじゃそりゃと昨日の夕方まで思っていました。
調べたところまずマイコン単体からの開発だと
と段階を踏まなければならないことが分かりました。
これって毎回必要なだけ基板作らないといけないし「Raspberry Pi」とか「Arduino」でいいじゃん!とか思った人いませんか?
実はそれらはマイコンボードの一種だったのです。
マイコンボードは、マイコンを含む最低限のハードウェアを基板として既に作成されたもの
私達はいきなりプログラム開発ができるということです。
ボードは基板という意味ですね。
マイコンボードの種類
因みに「シングルボードマイコン」「ワンボードマイコン」という用語もあります。
シングルボードマイコンは「Raspberry Pi」「ODROID」「Tinker Board」等
「必要なものに絞ったCPUと周辺部品、入出力機器とコネクタを付けたマイコンボード」
「主にLinuxを採用している」
「GUIが使えるためWebブラウザ等が閲覧できる」
「電子部品と最低限の入出力装置を付けただけのマイコンボード」
「組込みシステムや評価用、OSが載らない」
どちらも一枚の基板になっているのですが、性能や主な使用用途の違いがあります。
楽しい応用例はないのか
手元で見ている課題には楽しいと付いています。「わーい!たーのしー!」
なので私が知っている楽しい応用例をいくつか挙げるとニコニコ動画のニコニコ技術部という分野で昔から見ていたものがあり
- FDDを制御して演奏させたり、新たに楽器を作成したりしているのにArduinoが使われているのを見かけます。
- 自転車のタイヤに絵を描く(Rasberry Piを利用し端末で描いた絵や文字をリアルタイムで転送してLED制御する)
- 金魚水槽のリアルタイム温度測定や照明制御、自動餌やり、カメラの角度調整等をネットワーク制御する(ブログ)これもRaspberry Piのようです。
と、人の想像力が具現化した面白いものが昔からあります。
Arduinoって用語はこれで知ってはいたのですが読みを知らないということにこの記事を書いているときに気づきました。読みはアルドゥイーノですね。
金魚可愛かったです。他にも面白い記事があったので是非覗いてみてください。
自分で扱うとなると
まず思いつくのは
1.ギター,ベース,キーボードなどの複数の楽器によるHDMI入力で特定の音若しくは音域の検出回数を条件にライブ中の照明の制御
バンド等で楽器による音の検出が誰か一人の楽器によるものだと意図しないタイミングで照明が切り替わる恐れがあるので複数の楽器による条件で行えば比較的ましなタイミングになるのではないでしょうか。結局のところ本番時のトラブルに対処しずらいでしょう。
2.曲ごとに登録してあるエフェクトを切り替えられるエフェクター制御
エフェクターについてはさっぱりわからないので健康で余裕があるときにでも調べておこうと思います。(ここで使用している健康は、WHOの健康の定義とは違う意味になっています)
3.光センサと湿度・水量・気温測定で天気を判断し、植物に自動で水やりを行わせる
天気の判断に関しては、無線が飛ぶなら現在地の天気を取得するでもできそうですね。
センサによっては植物本体や他の動植物の影響が出る可能性もあります。
4.宅配BOXに宅配物が入ったらネットワーク通信を利用して端末に通知する
カメラによる確認、重さの測定等はすぐにできそうですね。
5.風車や光等の発電機を設置し蓄電し風速や風向、発電量などの情報を記録する
規模は小さいものになるでしょうけど充電池の充電にあてたりできると良いと思います。
6.洗濯物の運搬
レール上の選択物干し竿を設置し、スイッチ一つで洗濯物を手元側や日向などにハンガーごと運搬させる。重量の制限がありそうですね。
ざっと思いつくのはこれくらいでしょうか、もしかしたら実際に開発されているものが多いかもしれませんね。
改めて私がまだ物理的な開発に手を出していないことを実感しました。
在学中にでもチャレンジできたらなと思います。
約2000字と長い記事になりましたが、ぬるくなったポカリを飲み干したので今回は終わりになります。
実際の技術ブログを読もう!
例年という言葉を天気予報であまり聞かなくなって早数年、年取ったと思う日々です。
本日の記事は、「実際の技術ブログを読んで紹介する」というものが出ましたのでそれについて書いています。
今回紹介いたしますブログは下記のものです。
敬愛する先輩のブログです。
かなり過去のものですが初めて知った時にユニークなアイデアときっかけに笑ってしまいました。
AmazonDashButtonとは
一時期CMやSNSで有名になっていたと思います。
ボタンを押すと自宅のWi-Fiを経由してアマゾンのサーバーに事前に設定した商品を注文できるというものです。(要Wi-FiとAmazonのスマートフォンアプリ)
それを商品の注文ではなくアプリケーションを経由して通知するようにしたという記事です。
感想を述べる
天ドン及びドンシリーズは過去に母親からされていて一時期は自宅内用インターホンを設置していました。実際は集中していて肩を叩かれるまで気づかず、驚いて飛び上がっていたりしていました。
そんなことはさておき、簡潔に言うと見やすい・分かりやすい・人の記憶に残りやすい
- スライドもシンプル、経由するものもイラストやロゴで感覚的に流れを理解できる事。
- 実際の実装手順が画像付きであるため、記事を読み応用したいときにどの手順まで来ているのかはっきりわかる事。
- 笑える要素等を入れることで人の記憶に残り「あのネタの記事」として思い出してもらえる事
ブログだけでなく発表等のスライドを書く時の参考になり、身につけるべきものだと思っています。
また、この記事を読んで個人的に作りたい(作れるとは言っていない)思いついたものがあります。
このボタンを押すと家族に「帰り遅くなる」「ご飯食べて帰る」「バイト入った」「今電話に出れない」などあらかじめLINE等のグループまたは個人に設定した宛先に特定のメッセージを送るという機能を実装したい思いました。
理由として、いつも家族に帰りが遅くなることをLINEで送るのを忘れてしまい帰宅する時の電車内で電話を掛けられるということが月に2,3度あるからです。
最近の私はLINEを起動するのが面倒くさいと思っている節があるので技術的に苦労して楽を作りたいという結論に至っています。
実装するかは気まぐれで決まります。
そんなこんなで今回の記事は終わりになります。
暗号に遊ばれた話
約一年前の私「RSA暗号って楽しいね!」
鍵生成の計算だけでハイテンションになっていた小娘です。
今回の記事は、この頃思い付きで作成しているものについて途中経過ですが書いていこうと思います。
文字列を暗号化させて友人に送りつけたい
そんな事を風呂に入っていて思いつきました。
というわけでGAS(Google Apps Script)とスプレッドシートを利用して
1.入力された文字列を古典暗号方式から換字式と転置式を組み合わせた暗号化を行う
2.上記の暗号化で使用したハッシュ値をRSA暗号方式で暗号化する
の2つの処理を目標に作成中です。
【現在の途中経過】
1.秘密鍵,公開鍵の生成の処理
2.文字列の換字処理
3.乱数を生成し、ひらがな,英字の転置処理
4.転置処理で利用したハッシュ値を公開鍵で暗号化
5.秘密鍵と暗号文、暗号化されたハッシュ値を利用した復号処理
とのんびり進めております。(画像3,4枚目のハッシュは正しくはハッシュ値)
【今後の計画】
1.WebApp化?
2.暗号文等をメール等で送信する処理
3.スプレッドシートのままで行うならば画像2枚目で作成した公開鍵を画像3枚目で入力する際に自動入力を行う処理(ボタン)の追加
を目標に開発再開していきます。
もしかしたら10月末に行われる学園祭の展示品として出しているかも......
そんなこんなで本日の記事は終わりです。
Unityとの戯れも再開していきたいですね。
(やっと技術ブログらしいことが書けた)
ホスピタルショウ2017に行ってきた話
またまたビッグサイトで開催されているイベントに行ってきました。
(公式サイトはこちら)
今回は3時間の滞在で医療に関係する様々な企業さんのお話を7つも聞けました。
(学生なので企業さんに相手をしてもらえず3つほど聞いて終わってしまうと思っていた為)
この記事ではその中で深くお話を聞けたいくつかの展示について書いていきます。
※会場で撮影をしていないため今回は写真がありません。
・(商組)日本医療機器協会の中からNECフィールディング(株)
展示物全部はこちら
①骨伝導音声増幅器(きくちゃん)
全体的にコンパクトなのに音質は良くて驚きました。
籠った音になるのは予想できていましたがそれでもはっきり声が聞こえていて、又遠くでの会話も拾えていました。
疲労感は少ないので普段からTVの音量ボリュームを大きくしている祖母にいつかプレゼントしてあげたいと思います。
(私がTVの電源を入れて最初にすることは音量ボリュームの小を連打することです。)
②認知症トレーニングエルゴメーター
ペダルを漕ぎ続けながら問題を解く。
簡単なようで意外と難しく、又ペダルを一定のスピードで漕ぎ続けるのは大変で更に時間制限のある問題を解くのは体や脳への負荷がとても大きかったです。
またユーザのログインはID&PASS又は指紋認証でできるのでパスワードを忘れた場合も対処できる機能や、ユーザごとに心拍数や正答率等のデータをExcelで管理できることなど利用者と管理者の両方に便利な機能があり業務をだいぶ軽減できるなと思います。
トレーニングは2種類体験しましたが問題は簡易的ながらもペダルを漕ぐことに集中してしまって間違えたりその逆をしてしまったりとなかなか安定せず認知症予防トレーニングに苦戦する学生というシュールな光景になっていたでしょう。
トレーニング終了後に出るデータは心拍数やペダルを漕ぐ平均スピードや負荷、問題の正誤等問題ごとに細かいデータが画面に出力されるので進捗が分かりやすいです。
又、ユーザのトレーニングのできによって自動で問題の難易度が変化するとのことで毎回指導者が問題を組み合わせるという作業を省くことができるのでとても便利だなと思いました。
・パナソニック ヘルスケア(株)
公式サイトはこちら
ヘルスケア手帳
処方箋の写真を撮り、アプリから利用可能な薬局に送付し薬の準備が終わったら通知してもらえるサービスです。
他にもマルチユーザー機能で家族の薬剤情報を一括管理ができたり、普段からお薬手帳を持ち歩いていない人が多く万が一の時に服用歴等確認できるようになります。(流石に本人以外がロック解除できない携帯の場合本人が意識不明だと確認できませんが)
又、服用アラームで薬を飲み忘れやすい人やお子さんの服用時間なども管理できるので是非ダウンロードしてみてください。
ただ、文字の大きさは端末によっては小さいまま表示されることもあるのでアプリ側の設定で文字の大きさを変えられるようになるとお年寄りの方にも使いやすくなるかもしれません。
最後に
様々なシステムや技術がありまだ未熟な私にはすべてを理解することができませんが、いずれ出展者の方と技術的なお話ができるようになりたいと思います。
展示物によっては「この技術をここで使うんだ」と驚くことが多くてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
また来年も行くので新たな発見を楽しみにしています。
学生だからと拒否をせずに説明してくれた方、又将来を担うからと詳しくかつとても分かりやすい説明をしてくれた方本当にありがとうございました。
先端コンテンツテクノロジー展に行ってきた話
タイトルの通り第3回先端コンテンツテクノロジー展の2日目に参加してきました。
今回は沢山の展示を見てきていくつか気になったものをあげていこうと思います。
・オムニバス・ジャパン(No.23-20)
NOCTILUCA(ノクチルカ) 夜光虫
VRゴーグル等を使わないでバランスWiiボードのような板の上で体重移動をすることでスクリーン中央にあるオブジェクトを操作して夜光虫のいる夜の海を体験させる企画です。
ふと、体の沈み具合で深海のマリンスノーの中を浮遊するみたいな表現もできるのではないかと思いました。(体の上下を判断するカメラ等の物が必要になると思うのでコストはかかるでしょう)
・コーンズテクノロジー(No.21-60)
イギリスのウルトラハプティクス社の代理店のようです。
超音波により触感を生成する技術については以前テレビで見かけたので気になっていたのですが、やはり注目されている技術だったのか人が多かったです。
・ソリッドレイ研究所(No.19-20)
ER流体制御によって様々な質感を得るデバイスと他2点の展示がありました。
上記2つは触感に関する技術でしたが、この技術の応用でピアノの鍵盤を押した感覚等の再現で楽器をもっと身近に感じてもらう事や手術等の模型で行っている練習に扱えないだろうかと考えました。
模型で練習しているのを触感のあるVRに置き換えることで模型の破損等を気にしないで済むのではないかということです。
しかし、手術等の重要な治療行為を疑似的な感覚での練習で本当に大丈夫なのかという疑問も浮かびます。
どこまでが現実である必要があるのかを確認しなければならないのかもしれません。
・はってん。ぷろじぇくと(No.1-26)
Unityで作られた動く絵本のアプリケーションと図形で表された分数のカードの展示をしていました。
特に興味を引いたのは動く絵本の方で、下記の理由から気になった展示です。
・様々なギミックを仕掛けてあること(いろんなところをタップする事で発動)
・親子でのコミュニケーションなど子育てに必要なものを深めるきっかけとなる
・開発自体が色々な分野の専門の人が集まって行っている
・イラストが水彩画でかわいい(このブロガーの意見です)
ペンギンが可愛かったです。
この展示からは、新たに開発したいアプリケーションのイメージが湧きました。
ある程度の機能とデザインを思いついたのでどんなものかは今後開発しつつ別の記事として書いていくつもりです。
初めての技術系イベントの参加でしたが予想以上に技術の進歩に驚きました。
又、開発のアイデアを得ることができたのでこういったイベントは今後も予定が合えば参加していきたいと思います。
シンプルに単色ワイシャツに黒いズボン、スニーカーでも企業系統の人と間違えられてしまったので来年以降学生らしい服装についても考えていこうと思います。
【イベント後】
日本科学未来館にも行ってきました、医療や宇宙といった様々な分野の展示を見ることができ自分の中の世界が広まったのを感じました。
友人と行動するのは楽しいですね。