ホスピタルショウ2017に行ってきた話
またまたビッグサイトで開催されているイベントに行ってきました。
(公式サイトはこちら)
今回は3時間の滞在で医療に関係する様々な企業さんのお話を7つも聞けました。
(学生なので企業さんに相手をしてもらえず3つほど聞いて終わってしまうと思っていた為)
この記事ではその中で深くお話を聞けたいくつかの展示について書いていきます。
※会場で撮影をしていないため今回は写真がありません。
・(商組)日本医療機器協会の中からNECフィールディング(株)
展示物全部はこちら
①骨伝導音声増幅器(きくちゃん)
全体的にコンパクトなのに音質は良くて驚きました。
籠った音になるのは予想できていましたがそれでもはっきり声が聞こえていて、又遠くでの会話も拾えていました。
疲労感は少ないので普段からTVの音量ボリュームを大きくしている祖母にいつかプレゼントしてあげたいと思います。
(私がTVの電源を入れて最初にすることは音量ボリュームの小を連打することです。)
②認知症トレーニングエルゴメーター
ペダルを漕ぎ続けながら問題を解く。
簡単なようで意外と難しく、又ペダルを一定のスピードで漕ぎ続けるのは大変で更に時間制限のある問題を解くのは体や脳への負荷がとても大きかったです。
またユーザのログインはID&PASS又は指紋認証でできるのでパスワードを忘れた場合も対処できる機能や、ユーザごとに心拍数や正答率等のデータをExcelで管理できることなど利用者と管理者の両方に便利な機能があり業務をだいぶ軽減できるなと思います。
トレーニングは2種類体験しましたが問題は簡易的ながらもペダルを漕ぐことに集中してしまって間違えたりその逆をしてしまったりとなかなか安定せず認知症予防トレーニングに苦戦する学生というシュールな光景になっていたでしょう。
トレーニング終了後に出るデータは心拍数やペダルを漕ぐ平均スピードや負荷、問題の正誤等問題ごとに細かいデータが画面に出力されるので進捗が分かりやすいです。
又、ユーザのトレーニングのできによって自動で問題の難易度が変化するとのことで毎回指導者が問題を組み合わせるという作業を省くことができるのでとても便利だなと思いました。
・パナソニック ヘルスケア(株)
公式サイトはこちら
ヘルスケア手帳
処方箋の写真を撮り、アプリから利用可能な薬局に送付し薬の準備が終わったら通知してもらえるサービスです。
他にもマルチユーザー機能で家族の薬剤情報を一括管理ができたり、普段からお薬手帳を持ち歩いていない人が多く万が一の時に服用歴等確認できるようになります。(流石に本人以外がロック解除できない携帯の場合本人が意識不明だと確認できませんが)
又、服用アラームで薬を飲み忘れやすい人やお子さんの服用時間なども管理できるので是非ダウンロードしてみてください。
ただ、文字の大きさは端末によっては小さいまま表示されることもあるのでアプリ側の設定で文字の大きさを変えられるようになるとお年寄りの方にも使いやすくなるかもしれません。
最後に
様々なシステムや技術がありまだ未熟な私にはすべてを理解することができませんが、いずれ出展者の方と技術的なお話ができるようになりたいと思います。
展示物によっては「この技術をここで使うんだ」と驚くことが多くてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
また来年も行くので新たな発見を楽しみにしています。
学生だからと拒否をせずに説明してくれた方、又将来を担うからと詳しくかつとても分かりやすい説明をしてくれた方本当にありがとうございました。
先端コンテンツテクノロジー展に行ってきた話
タイトルの通り第3回先端コンテンツテクノロジー展の2日目に参加してきました。
今回は沢山の展示を見てきていくつか気になったものをあげていこうと思います。
・オムニバス・ジャパン(No.23-20)
NOCTILUCA(ノクチルカ) 夜光虫
VRゴーグル等を使わないでバランスWiiボードのような板の上で体重移動をすることでスクリーン中央にあるオブジェクトを操作して夜光虫のいる夜の海を体験させる企画です。
ふと、体の沈み具合で深海のマリンスノーの中を浮遊するみたいな表現もできるのではないかと思いました。(体の上下を判断するカメラ等の物が必要になると思うのでコストはかかるでしょう)
・コーンズテクノロジー(No.21-60)
イギリスのウルトラハプティクス社の代理店のようです。
超音波により触感を生成する技術については以前テレビで見かけたので気になっていたのですが、やはり注目されている技術だったのか人が多かったです。
・ソリッドレイ研究所(No.19-20)
ER流体制御によって様々な質感を得るデバイスと他2点の展示がありました。
上記2つは触感に関する技術でしたが、この技術の応用でピアノの鍵盤を押した感覚等の再現で楽器をもっと身近に感じてもらう事や手術等の模型で行っている練習に扱えないだろうかと考えました。
模型で練習しているのを触感のあるVRに置き換えることで模型の破損等を気にしないで済むのではないかということです。
しかし、手術等の重要な治療行為を疑似的な感覚での練習で本当に大丈夫なのかという疑問も浮かびます。
どこまでが現実である必要があるのかを確認しなければならないのかもしれません。
・はってん。ぷろじぇくと(No.1-26)
Unityで作られた動く絵本のアプリケーションと図形で表された分数のカードの展示をしていました。
特に興味を引いたのは動く絵本の方で、下記の理由から気になった展示です。
・様々なギミックを仕掛けてあること(いろんなところをタップする事で発動)
・親子でのコミュニケーションなど子育てに必要なものを深めるきっかけとなる
・開発自体が色々な分野の専門の人が集まって行っている
・イラストが水彩画でかわいい(このブロガーの意見です)
ペンギンが可愛かったです。
この展示からは、新たに開発したいアプリケーションのイメージが湧きました。
ある程度の機能とデザインを思いついたのでどんなものかは今後開発しつつ別の記事として書いていくつもりです。
初めての技術系イベントの参加でしたが予想以上に技術の進歩に驚きました。
又、開発のアイデアを得ることができたのでこういったイベントは今後も予定が合えば参加していきたいと思います。
シンプルに単色ワイシャツに黒いズボン、スニーカーでも企業系統の人と間違えられてしまったので来年以降学生らしい服装についても考えていこうと思います。
【イベント後】
日本科学未来館にも行ってきました、医療や宇宙といった様々な分野の展示を見ることができ自分の中の世界が広まったのを感じました。
友人と行動するのは楽しいですね。